【酒蔵探訪記】三宅彦右衛門酒造 (福井)
福井県 三宅彦右衛門酒造(有)
代表銘柄『早瀬浦』
*蔵元さんのおみ足が見切れてますw
前方には三方五湖、後方には日本海が控える静かな土地にたたずむ酒蔵
300年以上この地で、飲みごたえがありながらも飲み飽きしない酒を造り続けています。
多くの酒蔵が米作りから派生して酒造りを始めるのに対し、この蔵は自田を持っていません。
地域の方が作る米を譲り受け、醸した酒は地元の寺社仏閣に奉納する。
地域密着が根付いた、地元の方に長く愛されている酒です(*^^*)
こちらで使用されている代表的な米。
磨きの過程がわかりやすいよう、ディスプレイされていました。
こういった配慮って、なんか良いよね~♪
歴史を感じる建物の中、こちらには輝かしい受賞を示す賞状がずらり!
こういうThe日本って雰囲気、大好き~(≧▽≦)
こちらで直売もされていますが、基本は酒販店さんを優先に出荷しているとか。
訪問した日も在庫があるものが少なくて、購入に来られていた地元の方が「ここの酒蔵は商売っ気ないねん」と笑っておっしゃっていました( *´艸`)
この方はいつも酒蔵に来てお酒を買われるそうで、日本酒Loverにとって贅の極みだなーと羨ましかったです!
地元を大切にされているからこそ、“ここの酒しか飲まない!”そんなファンが多いんですよね♡
商品棚の反対側には、なんと井戸が!
おごそかに、屋内に鎮座しておりました~!
この井戸いまだ現役だそうで、ここから汲みだした井戸水で酒造りされているそうです。
すごいっ(⊙⊙)
井戸の横には地層のディスプレイがあって、いろいろな地質のミネラルが含まれた天然水というのがわかります!
こちらの酒蔵の前に小浜に立ち寄ったのですが、そこでは海のすぐそばで名水百選に選ばれている水が湧き出ていて、地元の方がわざわざ汲みにやってきているそうなんです。
三宅彦右衛門酒造も海の側。
福井って、お水が豊富な土地なのかしら??
とても愛想が良く親切な蔵元さんでしたから、お尋ねすればあれこれ聞けたかもしれないなー(^^;)
いやいや後からどんどん購入者が殺到していましたし、新参者は早々に退散で正解!笑
今回蔵での試飲はできませんでしたが、その実力は飲ん兵衛の皆さまからのお墨付き♪
リストに入った際には、ぜひともご賞味くださいませ♡
ただ単にアルコールが飲めればいいわけじゃない!
美味しい地酒は正しい保管方法、その酒にあった飲み方、そしてお酒にまつわる情報。
それらすべてが日本酒の味を作っているのです♡
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